Q&A

白いアイシングクッキーの黄ばみはなぜ起こるの?黄ばまない方法は?

アイシングクッキーを作って、乾燥させる為に一晩置いた、、、さあ乾いたかなーってワクワクで見た時、なんか黄色くない?黄ばんでない??

せっかく作ったのに、乾かした後に白いアイシングクッキーに黄ばみが現れてしまうことがあるんですね。

作っているときには現れていないのに、カチカチに乾燥したタイミングで現れる。

そのとっても厄介な「黄ばみ」ですが、これは1度現れてしまうと、もう消せないんです。
上からデコレーションで隠すことくらいしか、対処策はありません。

今日は、黄ばみの起こる原因と黄ばまない方法について紹介していきたいと思います。

え!!アイシングクッキーが黄ばんじゃう…!

主に白いアイシングクッキーを作っていて、気づいたら黄ばんじゃってること、ありませんか?ほんのり黄色というか、、、真っ白いアイシングクッキーだと本当に目立つんですよね。この「黄ばみ」については本当にたくさん失敗して悩み研究しました。

黄ばみとは?

黄ばみはどんな時に起きるの??なぜ起きるの?

どんな時に?となぜ?がわかれば怖いものなしですよね!

黄ばみが起きやすい時はこんな時

  1. クッキーの表面に油分が多い
  2. 基本のアイシングクリーム作りが上手に出来ていない
  3. フードドライヤーに長くかけすぎている

黄ばむ原因はこれ!

アイシングクリームが乾燥する時、クッキーの中の水分を吸い上げます。
フードドライヤーで温められたクッキーは中のバターが液体化します。
そのバター(水分)を吸い上げ、アイシングクリームに黄ばみ(バターの色)が発生します。

黄ばませずに白いアイシングクッキーを作る時の注意点

白いアイシングクッキーを黄ばみませずに作る方法には、工程ごとに注意する点があります。

  1. 土台のクッキー作り
  2. アイシングクリーム作り
  3. ベースを固める(乾燥させる)

step1.土台のクッキー作り

焼き上がったクッキーの表面の油分を取ろう

焼き上がったクッキーの表面をひっくり返してキッチンペーパーに置くことで、余分な油分を取ることが出来ます。

step2.クリーム作り

基本のクリーム作り:分量通りのメレンゲパウダーを使い、しっかり混ぜて作ろう

アイシングクリーム作りでは、決まった量の材料を使い、粉糖とメレンゲパウダーがしっかり混ざるように混ぜ合わせることが大切です。

ベースクリーム作り:水でゆるめる時もしっかり混ぜましょう

クリームをゆるめる時もしっかり混ぜ合わせないと、クリーム全体に水分のムラが出来てしまい、黄ばみの要因になります。

step3.フードドライヤーを使った場合の乾燥

ベースアイシングを乾燥させる時に使うフードドライヤーにかける時間と使用するトレーの段は、下記のように使用しましょう。

〈フードドライヤーにかける時間と使用するトレーの段〉

最初の1時間 下から3段目
次の1時間 1番上段
合計2時間

※クッキーの大きさやベースアイシングの厚さにより調節してください。

まとめ

今日は、白いアイシングクッキーの乾燥後に起きる「黄ばみ」についてのお話をさせていただきました。

私は、白いアイシングクッキーが一番スキです。

「絶対黄ばまない!真っ白くキレイなアイシングクッキー」で制作工程を紹介しています。ご興味あれば、読んでみてください。

少々こだわり過ぎな内容なので、参考にされる時は、ご自由にアレンジください!