Q&A

アイシングクッキーは何日あれば作れる?具体的な制作スケジュール

「アイシングクッキーを作ってみたいけど、何日あればできますか?」

こんな質問をよく頂きます。

ここでは、アイシングクッキーを手作りしてみたいと思った方が、プレゼントやパーティーなどに間に合うように、具体的な制作スケジュールをお伝えしていきます。

アイシングクッキーを作る時は、3日確保しよう

プレゼントにアイシングクッキーを作ってみたい、ご家族やご友人の誕生日パーティーや記念日のお祝いのケーキに手作りアイシングクッキーをデコレーションしたいと思う方も多いと思います。

「アイシングクッキーを作りたいなー」

そう思った方は、

3日確保しましょう!

3日も?なにをするの?具体的な制作のステップ内容

作りたいと思っていたけど、間に合わなかった・・・生徒さんからよく聞くお話です!
そうなる前に、アイシングクッキーを作りたいと思ったら、まず計画を立てましょう。

アイシングクッキーを作るはこのような流れで準備・制作をします。

  1. デザインを考える
  2. 道具や材料をそろえる
  3. クッキーを作る
  4. アイシングをする
  5. 乾燥させる
  6. ラッピングをする

 

「アイシングクッキー作り」にかかる時間

クッキーを焼くのに1日、アイシングをして固めるのに1日としてみると、余裕をもって3日間かかるイメージです。

もちろん、アイシングのデザインや、作る枚数によって作業時間は変わってきますので、あくまで目安として3日間あると安心です。

★あらかじめ①大体のデザインを決めて、②道具や材料を用意してから、以下の時間がかかります。

3日のスケジュールは下の表のように分けると進めやすいです。

 

1日目

クッキーの生地作り 約30分
クッキー生地を冷蔵庫で寝かせる 約60分
型抜き 作る数量による
クッキーを焼く 約30分
クッキーを冷ます 約60分
2日目 アイシング デザインによる
アイシングを固める 約12時間以上
3日目 デコレーションをする デザイン(デコレーションを固める3時間)
ラッピング

1日目はクッキーづくりをメインとして行い、

2日目はアイシングですが、クリームから作る場合や、アイシングを施す時間が、デザインや量によって変わってくるので1日確保しましょう。

そしてベースアイシングの乾燥待ちから、3日目にデコレーションをすると効率よく進みます。

2日前!時間がない!でも作りたい!そんな時はどうしよう?

フードドライヤーを購入しよう!

完成させるまでの時間を短縮させる方法にはフードドライヤーを使用するというわざがあります!

フードドライヤーとは、アイシングクッキー作りで一番時間がかかる❝ベースアイシングの乾燥時間❞を大幅に短縮してくれる優れもの!

Amazonや楽天で購入できます。

1度に大量のアイシングクッキーを作る私はもちろん毎回お世話になっている便利道具です。

  • 「ベースアイシングの乾燥に役立つフードドライヤーの使い方について」

フードドライヤーを使った時短方法

フードドライヤーをつかってアイシングを乾燥させると、ベースアイシングの表面を早く乾燥させることができます。

1時間ほど乾燥させると、表面は固まってくるので、次の工程のデコレーションに進めます。デコレーション等を行ってから、乾燥させることで、ベースアイシング部分とデコレーション部分を同時に乾燥させ固めることができます。

※デコレーションまで完成し、最後の乾燥時はフードドライヤーでの乾燥はおすすめしません。理由は熱を使って乾燥する際に、アイシングの水分が蒸発しようとします。その時クッキーから油分がアイシング部分に浸透してしまい、変色してしまうことがあります。

※注意!アイシングクッキーはしっかり乾燥させてからラッピングしよう

フードドライヤーを使うことにより、乾燥時間が短縮できることは事実ですが、どんな乾燥方法を使った場合でも、アイシングクッキーをプレゼントする際は、必ず完全にアイシング部分がカチカチな状態になるまで乾燥させることをが大切です。

乾燥が不十分の場合は、水分が残っていることにより、アイシングクッキーの
アイシング部分がにじんだり、変色したりしてしまいます。

またちょっとしたことでアイシング部分が陥没したり、形が崩れたりします。

そうならないためにも、しっかりと乾燥させましょう。

(水分が残っていると、衛生的にもリスクが高いので、しっかり乾燥させましょう)

まとめ

  1. アイシングクッキー作りには3日確保しよう!
  2. 3日もかけられない、そんな時にはフードドライヤーを活用しよう!
  3. 作る前にはデザインを決め、必要な着色料を把握し、事前に準備しましょう
  4. 作ったアイシングクッキーは、しっかり乾燥させましょう

ぜひアイシングクッキー作りにチャレンジしてみてください。

詳しい作り方は「はじめてのアイシングクッキー作り|基本のレッスン」で紹介しています。