Q&A

アイシングクッキーを雨の日や梅雨に作れる?上手に作る為の湿気対策

アイシングクッキーは、湿度に弱いということは、いろんな記事でお話させて頂いています。

では、そんな湿度問題ですが、今日は湿度が高い時期や雨の日でもアイシングクッキーを上手に作る方法をお話していきたいと思います。

完全に自分のペースで制作が出来るようになり、ストレスフリーになります!

アイシングクッキーは雨の日や梅雨に作れる?

本来あまり向いていません!

向いているか、向いていないかと言えば、やっぱり向いていません。

私の経験上、雨の日よりも雨の日の前日が一番湿気の影響が強く、アイシングクッキー作りを失敗する可能性が高かったです。

何年も失敗を繰り返し、雨が多い6-7月のオーダー問い合わせを頂くと、本当に受けるか迷うほどでした…

今日は、この湿度対策についてお話していきます。

どうして??なにがダメなの?

そもそも、雨の日や梅雨の時期にアイシングクッキーが上手に出来ないことが多いんですが、その理由は、もうご存知!「湿度」です!

湿度が高い時間が長いと、乾燥がうまく出来ないことが決定的な原因です。

乾燥と一口に言っても、

乾燥に向けてする工程の全部が関わってくるのですが、今から「アイシングクッキーと湿度の関係」を例に上げて、解説していきますね!

アイシングクッキーと湿度の関係

アイシングクッキーと湿度の関係ですが、まず、アイシングクッキーとは、土台となるクッキーの上に、水分がたっぷり入ったクリームを流し込んで、そのクリームの中の水分を飛ばしてガチガチに乾燥させて作られています。

アイシングクッキーにとって、上手に乾燥させることが超重要ということです!

アイシングクッキーにとっては、乾燥が大きなポイント、
乾燥には「湿度」が大きなポイントということで、

アイシングクッキーと湿度は大きな関わりがあるということに繋がってくるんですね。

雨が毎日の様に降る「梅雨」はやっぱり乾燥スピードも遅くなる…

では、これらの理由を踏まえて、湿度が高い状態でも上手に乾燥させるためにはどうすればいいかを考えていこうと思います!

湿度が高い状態で、アイシングクッキーを上手に「乾燥」させるためには?

いろいろな知識から、乾燥には…

温度は高いほうがいいんだ!という結論に辿り着きます。

ただ、ここで大きな問題!
アイシングクッキーは高温で乾かすと黄ばんだり・ひび割れ・へこみを起こしたりしちゃう…

湿度が高い状態でも上手にアイシングクッキーを「乾燥」させ、且つ黄ばまない・割れない乾燥方法

雨の日や梅雨は、フードドライヤーを使用しよう

「湿度が高い状態では乾燥の進みがよくない」ことをお伝えしましたよね。

雨の日や梅雨の時期など、湿度の高い時にはフードドライヤーを使い、乾燥しやすい状態にしちゃいましょう!

〈フードドライヤーの使用時間〉と〈気をつけること〉

表面をしっかり乾燥させ、且つ黄ばまない・ひび割れない・へこみまないキレイなベースアイシングを作るのに最適なフードドライヤーの使用方法をお伝えします。

その為には、フードドライヤーにかける時間と、アイシングクッキーを並べるトレーの位置が重要となってきます。

※フードドライヤーには、合計2時間かけます

 

雨の日や梅雨の時期の〈フードドライヤーの使用時間〉と〈トレーの位置〉

step フードドライヤー時間 トレーの位置
最初の1時間 60分 下から3段目
残りの1時間 60分 一番上段 or その下の段
合計120分

※作る大きさにより乾燥の時間を調節してください。目安は、ベースを叩いてしっかり固まっている状態がベストです。乾燥が弱い場合は、フードドライヤーから出した後に、温度変化からへこんでしまう場合がありますので、注意してください。

湿度が高い日は、いつも以上にフードドライヤーにかける時間を長くして、フードドライヤー内でしっかり乾燥させてしまいましょう。

まとめ

湿気を克服して、いつでも作りたい時にアイシングクッキーが作れるようになったら、いいですよね♡

今日は、湿度が高い時でもアイシングクッキーを上手に作る為のポイントをお話しました。

フードドライヤーをゲットして、雨の日も楽しく過ごしてみるのはどうでしょう。

「オススメのフードドライヤーについて」