Q&A

アイシングクッキーの梱包方法~詰め方からプチプチの使い方まで~

この記事では、アイシングクッキーを発送する時に破損しにくい梱包方法についてお伝えしたいと思います。

 

こちらで紹介する梱包方法は、

配送中のアイシングクッキーの破損に悩んでいる方に、ぜひ試して頂きたいです。

アイシングクッキーが割れないように送るための梱包方法とは?

アイシングクッキーを立てて並べ箱に詰めます。

今回は、横6cm×縦6.5cmのラッピング済アイシングクッキーの発送を例に、おすすめの梱包方法を説明をしていきたいと思います。

アイシングクッキーの特徴から考える梱包方法

アイシングクッキーは、表面が砂糖(アイシング)でおおわれたクッキーです。アイシングクリームを作る際の水分量にもよりますが、完全に乾燥したベースアイシング部分の強度は比較的強く、丈夫な状態になっています。

心配なのは、

  • ベースアイシングの上にほどこした装飾アイシング部分の破損(パーツが取れたり、文字がかけたり)
  • 他のクッキーと重ねて積み上げた時に負荷がかかり割れてしまう

この2点です。これに対して、

「クッキー1枚の強度はある」ということを利用し、
立てて並べ箱に詰めることにより、重さによる割れ装飾部分への負荷が少ない理想の状態を保つことができます。

 

では、詳しく手順を説明していきます!

用意するもの

今回は、横6cm×縦6.5cmのラッピング済のアイシングクッキーを発送する際を例に説明をしていきたいと思います。

クッキーの大きさ、枚数により箱や緩衝材の大きさを変更してご対応ください。

  • 外装箱・・・クッキーを詰める箱
  • 緩衝材・・・中のクッキーを保護するため
  • 外袋・・・外装箱を雨や水から守るため
  • セロハンテープ
  • クリアテープ

外装箱

アイシングクッキーは、固まったアイシング部分(砂糖)により比較的強度があります。箱の底に、緩衝材を敷いてもクッキーを立てて並べられる高さの箱を選びましょう。

  • 外装箱選びのポイントは、
    「アイシングクッキーの個装ラッピングの高さ+5cm」以上が目安
    ※最低上下それぞれ2.5cmは緩衝材を収める高さ

<おすすめの箱>

ナチュラルボックス Z-9

このシリーズは、サイズ違いもたくさんあり、便利です。
また強度も優れていておすすめです。

緩衝材(プチプチ)

必要なサイズをキレイにカットすると梱包した時にとってもキレイなので、まっすぐカットしましょう。

<おすすめの緩衝材>

 

 

外袋

雨風、湿気から守るために、外装箱を少し厚手の丈夫な袋に入れましょう。

  • 外袋選びのポイント、
    箱の大きさに比較的ピッタリ合ったサイズを選びましょう。

<おすすめの外袋>

 

 

手順

アイシングクッキーの梱包方法<動画レッスン>

 

アイシングクッキーの梱包方法<静止画レッスン>

①外装箱と緩衝材を用意します。

 

 

②写真のように、左右の長さに余裕を持たせ緩衝材(プチプチ)をカットします。また底面サイズも1枚用意します。(強度を増すために二枚重ねにするとさらに安心です)

この様に緩衝材をおさめます。

 

③アイシングクッキーの個装袋の高さに合わせて写真のように緩衝材をカットし側面に当てます。

プチプチが内側を向くようにします。

 

④クッキーを立てて並べていきます。

 

⑤一行並べたら、また緩衝材を挟みます。

※プチプチした側が、アイシングに向くように緩衝材を挟んでいきます。

 

⑥同じ作用を繰り返して箱いっぱいに詰めていきます。

 

⑦箱を傾けてみます。

隙間がまた現れます。

 

⑧手で押さえながら、斜めにして現れた空間にもクッキーと緩衝材を先ほど同様に入れていきます。

⑨パンパンに入りました。

箱に余裕が出てしまう時は、緩衝材(プチプチ)で埋めましょう。少し箱を、揺らしてみてアイシングクッキーが動かないくらいが理想です。

 

⑩左右に長めに用意していた緩衝材を写真のように被せます。

左からパタッ。

右もパタッと。

※重なった部分をセロハンテープで止めます。

 

⑪底面に敷いたものと同じ大きさに緩衝材をカットし、上に被せます。

※箱の中に入れたクッキーと箱の天井との空間がないように緩衝材で埋めます。
中でクッキーが上下揺れないためです。1枚で足りない場合は、クッション材の量を増やしてください。

 

⑫箱を閉じます。

 

⑬箱のサイズに合わせた袋に入れ、クリアテープでしっかりと封をします。

おすすめの外装箱と外袋を使うと、画像の通りぴったり収まると思います。
(都度サイズが異なると思いますので、それぞれのサイズを見て収まるものを選んでください。)

 

⑭ピタッとラップに包まれたようになりました。完成です

 

ワンポイントアドバイス:
台風や繁忙期などは、上記ラッピングの上からさらに緩衝材(プチプチ)で包んで発送をします。

 

いかがでしたでしょうか?

アイシングクッキーを発送する時の
「割れない梱包方法」は私自身もとっても模索した部分でした。

お役に立てたら幸いです。

 

こちらで紹介しているアイシングクッキーのラッピングについては
見た目もキレイで、湿気にくいおすすめのラッピング方法』この記事で紹介しています。